工事前写真です。
一流ハウスメーカー様で建てたお家ということもあり、
1階玄関周りがおしゃれなレンガ造りになっていました。
ただ、築17年程経っているので、外壁の目地もところところ
剥落していて、「外壁が限界」だと訴えているようでした。
ここでは、窯業系サイディングボードにつきものの目地に対する「シーリング工事」の流れをご説明します。
まず、古いシーリング材を全撤去します。その際、後ろにみえる青(緑?)っぽいものをボンドブレーカーと言いまして、
これは絶対に剥がしてはいけません。理由を説明すると長文になるので割愛しますが、いわゆる「3面接着」を回避するためです。
それから②プライマーを塗布し、③シーリング材を充填して、④へらでキレイにならします。
新築時は、このシーリング材が露出していて、紫外線の影響で劣化スピードが速いのですが、
塗り替え時は、この新しくなったシーリング材に塗料を塗りますので、長持ちするようになります。
大体、1件のお家で200mから多いところで600mにもなりますので、それなりの工期と費用が掛かりますが、省くことはできない工事です。
また、こちらは屋根塗装の工程になります。
①まず下塗りして、②中塗りです。③上塗りになります。よく言う3回塗りですね。④そして、完成です。
この屋根塗装、夏場ですと暑くて大変です。ダイエットには最適ですが…
こちらが完工後写真です。
結構、狭いところに足場を組みましたので移動に手間が
掛かり大変でしたし、3階の足場は揺れますので、
恐怖心との闘いでもありますね。